Fantasy Town Generatorで創作遊び

Fantasy Town Generatorがす~ごい楽しかったのでメモ記事です。

なに?

Fantasy Town Generator
Fantasy Town Generator

これのこと。

ファンタジータウンジェネレーターとある通り、ファンタジーっぽい土地を自動生成するツールです。
そこそこランダムとは言え配置も結構自然になるので(海の見える土地に漁業施設が生えるなど)、土地を考える必要があるが自力でやりたくない……みたいなときにまずオススメです。

ただ、地図が便利なだけでなくて、「その町に住むキャラクターも作成できる」ということ。
これが本当にすごい!!!!!!!!!キャラクターの氏名・年齢・職業から性格・容姿(髪と目)・体格・関係性の有無(誰と兄弟、夫婦なのか……)までが出てきます。この記事の本題です。

個人情報をたくさん浴びれて素晴らしいツールです。
よく見たらアル中の人間が酒場を経営していたり、0歳児が夜中3時に泣いていたりみたいな場面も見れます。元気よく泣けて偉いね………

何にでもキャラクター性を見出してしまう人とか、トモコレとかシムズとか好きな人は喜べるやつです。創作や舞台作りで地図の参考にしたい人にももちろんよいかも。

やるぞ

サイトは英語オンリーですが、ブラウザのgoogle翻訳に任せても十分遊べるレベルです。分からなくてもそんなに困らないでしょう。

開始~設定

アカウントを作れば土地情報を複数、なければ1つのみ保持できます。
眺めるだけなら1つで十分なので、お試しで一番右上のNo account needed!らへんをクリック。

すると土地情報の設定画面が出ます。

おおよそどういう土地にするかを設定する項目が並びます。
土地の名前と規模(人口)、住人の内訳(人外種族を含むかどうか/子ども扱いをする年齢や平均寿命カスタム)、権力を持つ存在について……そもそも森林があるのか川があるのか……とか。

後々、各項目は個別に地味な編集はできますが、大枠ごとを編集することはできません(同じベースでの再生成はできます)。
こだわるなら設定すればよし、様子見でいいならそのままCreateでいいです。

決定を押すと土地データが生成されます。
人数の多い土地だとちょっと読み込み待機。

出たぞ。

見方

見ての通り、真ん中にズラーっとある茶色のが建物。
クリックするとその建物の情報が表示されます。

たくさん人がいますね~。
自分が選んだのは羊毛職人の職場だったようです。店名(The Violent Carder=暴力的な羊毛職人)はもう少しどうにかならなかった?

人影アイコンがある通り、6人が今ここにいるようです。
ちなみに現在時刻がいつなのかは、画面右下の数字が示しています。

デフォルトで朝9:00。
横の1/7は「一週間のうち1日目」みたいなことを指します。曜日。

Next Hourで数分刻み、Time Skipで好きな時間を指定して移動できるので、気になる施設は眺めてみるのもよいでしょう。定休日のお店には誰もいなかったり、深夜だとみんなおうちにいて寝ていたりします。

二番目のタブ「Related People」を押すと、その施設の関係者が表示されます。住んでいる人だったり、働いている人だったり。役職も一緒に出ます。こういうのいいですよね。

個人情報で遊ぶ

画面左側の人を選択すると、その人の個人情報が表示されます。

Rudtrogくん

以降見やすさのために翻訳してもらっています

羊毛職人の16歳ハーフオーク!

デフォルト設定だと人以外の種族もそこそこ出ます。特にこの職場はオークとノームで固められているようです。暴力的との看板もちょっと納得がいきますね。
しかしラドログの能力値を見たところ、STRは値の変化なしなので、暴力は振るってこなさそうな感じがあります。見た目は怖いけど優しい心の持ち主で……みたいなやつかもしれません。

外見も見た感じはしゅっとしてそうな雰囲気があります。青年だな~。
声が大きくて無礼めなハーフオーク、かなりそれっぽく見えていいですね。秩序悪のアライメントもそれとない納得感があります。ルールを重んじつつ必要なら多少の力技も辞さなそう。

ついでにラドログの家族を確認してみたところ、兄弟全員が医者でした。一家全員心が優しいのかも。

右側にある「Favorite」はつまりはブックマークで、住民の検索時にこのキャラクターが探しやすくなります。いい感じの人を見つけたら押しておきましょう。

教会

ふと見つけた、この✡の建物が何か気になって見てみたところ

教会でした。オトンってなんなんだろうな~

ここの代表アリデル・ノレレティンは544歳エルフ男性らしいです。何かすごいファンタジーっぽくてよい。WISとCHAも高いからきっと布教も調子いいんだろうな~。
でも家族はいないってのが若干影がある気がしますね。聖職者らしい印象でもありつつ。

母親に連れられた赤ん坊も礼拝に来ていました。寝てるねえ。

人間の家族

ちらちら見ているけど人間があんまり……いない……?

探したところ、街はずれの建物に見つけました。

鞍職人のクルドラグさ~ん!
夫と6歳娘の三人家族。夫は同じ職場で、娘はこの時間学校に通っていました。

この職場(Yuzigral’s Saddle Maker)では、平社員(?)の190歳エルフ女性も一緒に働いているようです。
ここまで町中を見た感じだと、オーク・ノームが全くいない場所というのはちょっと珍しかったので、この夫婦は自分らに近い見た目の種族を選んで雇ったのかもしれません。何か嫌な思い出でもあったとか。
平穏に暮らしな……平社員エルフが中立悪なのがちょっと心配だけど……

その他設定

その他、いじれる部分とか。

色分け

右上のここの項目からは、マップの見かけを変更できます。

自分のお気に入りは上から二番目のBuilding Typeです。
選択すると、マップ上の建物の分野ごとに色分けがされます。

見やす~い。右側に色の説明が出ます。
これで俯瞰すれば、「商売敵が大通りを挟んで向かいにいるな……」とかも一発で分かるというわけです。

ぱっと見で住居と物作りの施設が多いですね。住居は多分どこの土地でもそうかも。
酒場(肩掛けではない)がそこそこあるのが、大通りに面した賑わいを示していていいですね。
また、スクショで見える範囲に学校が二つあるのも通学に優しそうです。先程の鞍職人さんちの娘はたぶん下のほうの学校に通っています。

操作メニュー

画面の左上には操作メニューが集まっています。カーソルオンで説明が出ます。
だいたい見た通りです。

Exit

このページを出ます。
(アカウントなしの場合、新しく作成しなおさない限りは)勝手にセーブされます。

Editing Settlement Layout

地図を編集します。
建物を増やしたり取り壊したり、木を生やしたり農地を増やしたり、といった操作ができます。

自分がやっているときに楽しくて適当に壊していたら、大量の失業者を作ってしまいました。ごめんね。

Download

地図の画像データ、人や建物のデータ……などを保存できます。

この機能のお陰で一覧にして眺められます。本当にありがとうございます。

終わり

気軽に活用して世界を作ろう!