シナリオ:Deep down
機体選択
機体:Selk-13
名前が気に入ったので……。
シーン
1シーン
🃏 → 10🔶
アンテナ
🃏 → 12♠
遺跡!不活性爆弾
海底谷の絶壁にて遺物を発見。長い避雷針のようなものが伸びている球体は爆発物であると思われる。水圧により既に半壊しているが、火薬を使った旧式と思われる。この深海の水中においては着火の痕跡は確認できない。また、銘の部分は大きく破損しており、製造元の確認はできなかった。
外殻は既に劣化しきっているが、何とか崩れない欠片を回収することに成功した。成分分析にかける。
シーン2
🃏 → 2🔶
Mist
🃏 → 7🔶
Royal jewelry
残骸か鉱物かも分からぬ突起に、静かに引っ掛かっているものがあった。単なる岩ころかと思われたが、ライトを照射するときらびやかに反射する。宝石だ。
周辺の遺物に対して、浸食や劣化がやけに少ないようだ。ファセット数にも関わらず色の判別は失敗。調査のため回収とする。
ライト照射でEnergy-1=5
シーン3
🃏 → 4🍀
Hidden
🃏 → 4🔶
Dinosaur fossils
海山に近い地形の側面に大きな文様を発見。周囲と質が違うそれは生物の骨と思われる。鯨にしては骨が太く、強い。劣化を差し引けば生きている間はもっと頑強だったはずであり、少なくとも象以上の陸上生物として想起される。
付近に同じ痕跡は見当たらず、この一部分だけが露出している。長い年月をかけ、大陸移動でこの海溝まで運ばれてきたのだろうか?
指片と思しき骨の一部を削りだして回収した。骨は脆く、粉を吹いている。
シーン4
🃏 → 6🍀
Veil
🃏 → 1🔶
A collection of rare, historical coins
頭上から海底へと降り注いでいるものがあった。丸くて平べったく、薄布のような組織をまとっている。
一片を捕獲してみたところ、触る傍から舞い落ちていった。デブリのようかと思ったが、おそらくはくらげに近い生物だ。感覚器官は退化しており、皮膚と薄い内臓のみを保持しているように見える。
うち一片を下からすくい取って捕獲。狭いケース内でも長らくうごめいていた。薄布のように見えたのは視覚の誤作動で、元々暗い紺色の体組織をしているようだ。
シーン5
🃏 → 6🔶
Eggs
🃏 → 5♠
A collapsed cave system
海溝に横穴を発見。入口は珊瑚礁のように(ただしこの水深では珊瑚は生きられない)泡立った穴あきで、今にも崩れそうな構造をしている。泡のうちの一つに視覚ワイヤーを挿入し、内部の調査を試みる。
🎲1d10 → 9
成功、さらにもう一つの成功!
🃏 → 5🔶
Whir
空胞の内部には、小さく潰れたような楕円形の物体が複数並んでいる。各物体には渦を描いたような筋が入っており、中にはその筋に沿ってひびのついた物体もあった。渦のように見えるのは硬組織で、その他は軟組織か。完全に割れて空洞を晒している物体もあったが、中身が何なのかは知ることができなかった。
無数の穴のうちの外側を数グラム確保し、それから穴の一つに覗いていた、物体の欠片と思しき破片も回収した。穴の材質は多孔質で密度が低い石材に近く、物体はにわとりの卵の殻のようだ。
シーン6
🃏 → 7🔶
Family!?
🃏 → 9♠
A garbage dump
深海底エリアに突入した。台風に押しつぶされた木々のような物体が、毛足の長い絨毯のように一面を覆っている。生命を持つ群体のようで、一つに振動が発生すると他の面にまで減衰なしに伝播していく。当機や波の動き一つが、輪唱のような音を伴い広がっていく。
持ち帰るために鋸を当てたところ、引き攣れたバイオリンのような音を一斉に立て始め、当機の関節パーツがきしみ始めたため断念。輪唱の一部を録音する。
シーン7
🃏 → 11🔶
Transparent
🃏 → 10🧡
A creature keeping guard
一面に広く張られている膜に気付かず、飛び込んでしまった。重量に耐えかねてか膜が破れて脱出できた。それらの個体の面積は数十メートルにも及び、さらにわずかな感覚を開けて群れのように膜を張っていた。どこも足の付けられる床がないので、噴射による海中移動を余儀なくされた。
どうやらこれは捕食網として使う器官で、触れた微生物を吸収して栄養源とするようだ。体表にまとっている層は、特定の体組織にのみ反応する消化剤のようなもので、仮に地上の生物がここまで降りてきたとしても、彼らは全く食べることができない。
複数の個体が折り重なる位置を見上げて撮影した。海底の闇においては、色のないオーロラと似ている。
シーン8
🃏 → 12♠
Colorful
🃏 → 12🍀
A cluster of fungi
潮溜まりのように鮮やかな色彩が広がっている。黄色く重たい液体をまき散らす中心部に、丸く柔らかい突起がある。先のオーロラ群に比べ慎ましさのないそれは菌類のようだ。広げた液体と海水とで重さを調節して海水のほうを体内に取り込み、その内の微生物を食している。小さな体の中にある消化機能は強力なようで、付近の鉱石を放り込んでみたところ、みるみるうちに中心に運ばれ、そして萎んでいった。任務遂行のためにも、足は突っ込まないよう間隔を取る。
黄色い液体を採取。海水よりも重く、油分を含んでおり、本体に準じた消化機能を持つようだ。容器を破壊されないよう、わずかな量だけに留める。
シーン9
🃏 → 4🔶
Colossal
🃏 → 13🍀
Glitch: Someone walking in the park
二足歩行の生物が海底谷を進んでいく。
🎲1d10 → 2
失敗!Hull6-1=5
そんなものはあるはずもないが、確かに海底には足跡がある。付近はなだらかな斜面が続いており、露出した岩肌の上には目ぼしいもの一つ見当たらない。ただその中に、人どころか人の背丈自体をも越えようかという幅の裸足の足跡が残されている。
岩盤に残されている足跡は浅いくぼみとなっていて、例えば地上の生痕化石と同様の状態あるいは現象で残されたものと思われる。
大きく海底を跨いでいく歩幅を撮影。指の腹の部分の窪みを削って持ち帰る。海底の環境ゆえか、凹凸以外の痕跡は残っていない。
シーン10
🃏 → 1🔶
Ripple
🃏 → 13♠
Glitch: Someone in an accident
🎲1d10 → 5
失敗!Hull5-1=4
突如ゆるやかな大渦が起き、当機は一時それに巻き込まれた。深い底から湧き出る温水と、海上から戻る水流とがぶつかり合い、嵐のような海流を生んでいる区画のようだ。エネルギー保存のためにしばし流されていると、やがて水流の収まる下部へと排出された。
下には噴出孔があり、一定のリズムで熱水が噴き出している。チムニーの集約はなく、ここ単体で熱を噴き上げているようだ。仮説の通り、噴出の度に電流の発生が確認できたため、充電を試みる。
🎲2d10 → 10,3(合計 13)
+2エネルギー!フルになった!
満充電を確認。この噴出孔は深層で見られるものと酷似しているが、念のためサンプルを回収する。当機搭載のサンプル回収容器は全て使い切った。
これより中深層のムーンプールへと帰還する。