シナリオ:fairy garden fixer
キャラメイク
キャラクター:#DIY妖精
さて、お引越しは無事済んだ。お友達とのパーティも済んだし、それ以外の闖入者は来ないし、過ごしやすくていい場所だ。快適だ。
……快適では、あるんだけど。
一度気になると、ついつい目についてしまう。家の外に広がっているお花畑だ。ささやかな景色で、これはこれで気に入っているのだけど……よく見てみれば、時折土が露出しているし、転がっているがらくたや石ころも多い。ここは穴場だけど、相応に荒れ地でもあるのだ! いくら自分が物を散らかし気味と言えど、最初から散らかっていていいわけではない。庭はすっきり、華やかで美しくあるべきだ!
整備開始
一日目
午前
🎲1d6 → 5
雨降りだ!
石ころを拾い集めるための網と、スペースを決めるためのチョークを持ち出して、よし、やるぞ! と息巻いたとたん、身体に冷たい粒が落ちてきた。あれよあれよと言う間に周囲はざあざあ言い始める……なんて幸先が悪いんだ!
慌てて家に退避して、大きな窓から雨降りの様子を眺める。小さな花々は雨に打たれて揺れ動き、水たまりに映る家の明かりは忙しなく動き回っている。……この景色も、まあ悪くはないんだけどさ。
午後
🎲1d6 → 6
you choose
🎲1d6 → 6
yooooooou
🎲1d6 → 2
🎲1d6 → 1
見つかる/見つからない 見つかる!
雨上がりの隙を見て計測をしていたところ、招かれざる客がやってきた。蛙だ! それも、茶色くて、特に大きな体のほう。
しばらく追いかけっこになってしまったが、家に逃げ込んだら、やがて諦めてくれたようで、森の奥に消えていった。やっぱり持つべきものは立派なおうちだ。
思った以上に作業の進まない初日だったが、何のこれしき。素敵なお庭のために頑張るぞ!
二日目
午前
🎲1d6 → 2
🔮<棒♣️ 2 > 財産/荘厳さ/領主
茂みに隠れたがらくたを発見した! 人の顔が掘られた、平べったくて重たい石。おうちに飾っている絵画に似たきさだ。このおじさんはいったい誰なんだろう? 土ですっかり汚れていたけど、ちょっと磨いたら輝きを取り戻した。これは、最後の仕上げの装飾によさそうだ!
午後
🎲1d6 → 3
hunger
まだ石がないかなと探してみたら、すぐそばの土にもう一枚埋もれていた。やった! これでバランスの取れた装飾になりそうだ。夜、どんなふうに飾るかと考えながら木の実のお茶を飲んで過ごす。計画を立てている時間は楽しい。
三日目
午前
🎲1d6 → 3
友人!
🎲1d6 → 2
引っ越し祝いの妖精さんがやってきた! 白百合のドレスを着た彼女は、整地中の景色にはちょっと似合わない。彼女は土まみれの自分に驚いて、それから思い出したように優雅なお辞儀をした。
🔮<棒♣️ 7 > 勇気/ディスカッション/交渉
庭を作っている最中だと伝えると、面白がって手伝ってくれた。若葉のエプロンをした彼女は根っこを退けて、土を掘り返し、変なものを見つけた。「これはなあに?」
黒くて四角い大きな箱で、棒が付いている。棒の先にはさらに丸っこいものが付いていて、それはスポンジみたいに柔らかかった。なんだろう、これは?
棒をつつくとビヨビヨと跳ねて面白いので、シーソーを作ることにした。両端に長い茎で葉をしっかり結び付けて、座席を作る。真ん中を石の支柱で支え、これも茎でしっかりと結びつける。壊れないか確認したら完成だ。
試しに二人で両端の椅子に乗ってみたら、実際にみょんみょん跳ねて面白かった。白百合の妖精さんは「あなたは物作りが上手ね!」と言って喜んだ。
午後
🎲1d6 → 6
🎲1d6 → 4
シーソーがすっかり楽しくて、日が暮れるまで遊んでしまった。日が沈んだことに気付いた白百合の妖精さんが慌てて帰り支度をするので、自分のお気に入りの焼き果実を渡した。また来るね、と言って妖精さんは飛んで帰っていった。
四日目
午前
🎲1d6 → 1
hunger
🎲1d6 → 6
🎲1d6 → 2
なし/あり
三日も庭づくりに夢中になってしまった(けっこう他のこともしていたけど、気にしない)ので、午前は整地ついでに食料探しだ。この周囲はがらくたが多い代わりか、野草や木の実の類は少ない。まあまあの時間をかけて見つけたのは、青々として丸い若芽と、紫っぽい草。この若芽は茹でて向くとすっごく甘くておいしいんだ。紫のほうは初めて見たやつで、食べられるか分からないから、まず煎じて粉にしてみよう。
午後
🎲1d6 → 1
🔮<19 太陽> 成功/祝福/約束された将来 // 不調/落胆/衰退/無為な時間
🎲1d6 → 3
おなか一杯になってから整地していたら、土の中に何かを見つけた。鏡みたいな色の石が、丸く輪っかを作っている。一か所には頑丈なお椀みたいなものが付いているが、くぼんだ面は黒く汚れている。自分の体が通るか通らないくらいの大きさ。なんだろう、これ?
材質は、二日目に見つけたゴミとちょっと似ている。組み合わせたら似合うかもしれないので、三つを合わせて何かに使ってみることにした。人間の家で絵を見たことがある、灯台なんていいかもしれない。うちに来るお友達用に、太陽や月の光を集めて、まっすぐな道標を作る仕掛け付きだ。そうだ、それにしよう。
戦利品をお風呂で綺麗にしてから、窓の外に乾かしておく。明日から着手しよう。
五日目
午前
🎲1d6 → 2
🔮<硬貨♦️ 王 > 実際的な知性/ビジネス/成功
まずは灯台の土台作りだ。ただの塔でいいから、人の入る大きさじゃなくてもいい。穴を掘って、石を敷く。掘る工程では、まるくて透明で大きな二つの石を見つけた。なぜかは分からないが、二つは細い石でつながっている。せっかくだから、これも使うことにする。
集めてきた太い枝を組み合わせて、塔を作る。おうちよりも高くできた! でも、頑丈にすることは大変だった。雨でも風でも倒れないように、誰かに踏まれたりぶつかられたりしても壊れないよう、蔦でしっかり巻いて、なるべく平たい石を土台にする。このまましばらく放置して、耐久を確認してみよう。
午後
🎲1d6 → 2
🎲1d6 → 4
失敗! 逃走!
🔮<聖杯♥️ 騎士 > 到着/発展/提案/鼓舞
お昼ご飯を食べ終わった頃、巨大生物の群れが襲来してきた! 茶色い毛皮と長くて硬い足を持つそいつらは、ゆっくりとした歩き方でこの庭のすぐそばを横切っていく。怖くて家に隠れていたら、こちらに気付かずそのまま過ぎ去っていった。ほっ。
お庭も塔も無事だ。でも、踏まれた草花はいくつか折れてしまっていたから、駄目になる前に持ち帰った。もったいないから、しばらくのご飯にしよう。
六日目
午前
🎲1d6 → 3
妖精さんが遊びに来た! 夜露学者の妖精さんだ。道すがらに変わった塔が見えたから、様子を見に来たと言う。灯台を作っていることを説明すると、目を輝かせた。高さを利用した位置エネルギーで、朝霜や雨を吸い上げられないかという提案をしてきた。よく分かんないけど、面白そう!
🎲1d6 → 2
塔にちょっとだけ手を加える。夜露学者さんは塔てっぺん近くに茎のポンプを通し、自分は地べたに新しい穴を掘る。穴には水を吸い上げられるような仕掛けをして、茎はおうちまで引いてくる。夜露学者さんの言う「設計」は、思ったよりもすぐにできた。あとは、動作確認をするだけ。
午後
🎲1d6 → 3
夜露学者さんは、「設計」に関係のない塔の仕上げまで手伝ってくれた。平たい石を光がくっせつするように設置し(よく分からないけど、光は曲がるんだって。すごい!)、それを透明な石で囲って、光が強く、遠くまで届くようにする。
仕上げに、輪っかの石を天辺にかけたら、我が家の灯台は完成! これで、うちに来るお友達は迷わなくて済むだろう。夜露学者さんと一緒になって祝い、お茶を飲み、お菓子も食べた。
夜露学者さんはこれを朝まで眺めたいと言うから、自分もそうすることにした。おうちの外側に木の葉のシートを引いて、あったかいお茶を用意して、暗くなる景色を眺める。街灯を用意しなくても、灯台が月明かりを集めて光るからとってもいい感じだ。思ったよりも素敵なお庭になったかも。
嬉しさとのどかさのために二人して眠り込んでしまったから、朝まで眺めることはできなかったけど……無事に完成したから、これからは好きなときに眺めることができる。う~ん、我ながらいい庭だ。夜露学者さんはまた様子を見に来てくれることを約束した。自分としても是非見てほしいから、それまで、灯台の管理はしっかり台帳に記しておくことにしよう。
資源発見リスト
- コイン2→灯台に
- 通信機とインカム→シーソーにした
- 婚約指輪→灯台に
- 眼鏡→灯台に