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内緒の国

2024-11-20

シナリオ:Change

硬貨を使うシナリオ。

用意

手元にある現代日本以外の貨幣を使用。レート計算はなし、単位も一律でなしとする。

用意コイン:

  • 日本のやつ(五円)👉昭和のやつらしい。
  • 中華民国のやつ…?何で持ってんだ?日本の旧貨幣?👉一円、伍円、拾円
  • セント👉1c、10c ×2(ユーロセントらしい)、20c(ユーロセントらしい)、25c(quarterっていうんだ…)
  • 1ディルハム

セントとユーロセントってどう違うの? →だいたい一緒みたい。よく分からない。

ある国について

Land:五円の裏
広さ、快適性、敵対性

かなり狭い土地のみを持つ従属国。狭いなりの「管理」は行き届いているものの、住民らがまともな生活を送れているとはとても言えないのが実情だ。大半の住民は環境に耐えかねて破落戸に身をやつし、その日暮らしをしている。まれに通る旅人を襲ったり、反抗による殺傷事件が起きたりと、何かしらの血なまぐさい報が後を絶たない。

🎲1d6 → 4
Wilderness
拾円の表

未だ開墾の進んでいない土地の割合はそこそこで、人間の住まない範囲もそれなりだ。つまりそこは、役人の姿どころか、ろくな人の姿すらもない場所。浮浪者じみた誰かがいない分だけ、むしろ安全なエリアがあると言える……自然の驚異を一身に浴びる代わり。

🎲1d6 → 2
Dangers!
この地での生活を困難にしている自然災害は何か?
10cの表

年中を通して温暖な気候と、一定時期にわずかに多くなる雨。この国の広い範囲に恵みをもたらす環境は、従属化のきっかけになったとも思うと難儀な話だ。とは言え、継続的な労働力がろくに得られない都市部の農家や、人の証を捨てて自然と共に生きる住人たちにとっては、天から与えられた恵みの雨である。

🎲1d6 → 6
People!
伍円の表

都市自体はまだ機能しているものの、屋根の下に住む住人は少ない――まともな戸籍のある人間は、という意味で。能動受動問わず様々な理由から管理を漏れた人間は、街の五~十倍はいると見られている。

🎲1d6 → 6
Diversity
25cの裏

人々のしうる生き方に個性はほとんどないに等しい。どの土地にも程度は違えど貧困はのさばっている。唯一の例外と言えば、生まれついての貴族階級のみだ。元々この国の生まれでないか、あるいは支配国に魂を売り渡した彼らは、似たように揃って着飾り、贅沢の限りを尽くしている。いつからか呼ばれ始めた蔑称が「金属の豚」だ。

🎲1d6 → 5
outsider
一円の裏

惨状の噂は尾ひれを増やしつつ流布されるものだから、外部の人間がわざわざこの国を往路に選ぶことは少ない。訪れるものと言えば、地理に明るくない旅人が迷い込むか、余程の物好きが観光気分で来るか、あるいは世捨て人が次の居住区としてここを選ばざるを得ないかだ。たいていは逃げるように去るか、命を落とすかし、なおも残った誰かは新たな下層住民として留まることになる。