シナリオ:灰の卵
準備
6・2: 理を定量化する研究(8:く)苦しみ!?
きっかけ5:趣味 サドだ…
強度:3 迷いもあったが、踏み切った 常識人だ…
一日目
1日目 4 時間の足りなさ
とにかく時間が足りない!まさか実験体F-3があんなに脆いとは。
微弱な苦痛から計器に反応させる試みは失敗した。また一から育てるのは手間も時間もかかる。手間は私がなんとかすればいいが、時間が欲しい。
二日目
2日目 41:好ましくない急変
F-12が立て続けに衰弱傾向を示した。なんてことだ。原因に見当は付くが、今までは(D時点では少なくとも)問題のない程度だった。なぜだ?何が問題だった?ストレス値は生命維持に問題を及ぼさない…はずなのに。
現行の被検体は残り2体だけだ。これがうまくいかなかったら、仮説から改めねばならない。それは大きな無駄と、方針転換を意味する。
三日目
3日目 42:好ましくない発見
遠因は分かった。時間的制御がうまく働いていなかった。お陰で三体も無駄にしてしまった。設定は正したが、F-4がどれだけ今までの損失を取り戻せるかにかかっている。
ついに墓地があふれてしまったが、広げる時間も惜しい。
四日目
4日目 42:好ましい発見
今日は素晴らしい日だ!F-4計器が好ましい反応を示した。苦痛の波の持続に幅を与えれば、反応器がある地点で大きく反応する。これを閾値としての単位にできれば、あるいは苦痛自体の単位も算出できるかもしれない。ともすれば他の感覚だって。
F123よ、喜べ!この死は無駄じゃなかった。
五日目
5日目 1:放置して実験を続ける 63:好ましくない兆候
明日はGを調達しに出よう。対照実験のために6体は欲しい。