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新たな故郷を目指して

2024-10-04

シナリオ:A perfect rock

四国の海で拾った。

宇宙創世

上記のマップ作成にあたって
惑星の配置を決めるダイス
🎲1d100 → 3
🎲1d100 → 89
🎲1d100 → 56
🎲1d100 → 53
🎲1d100 → 23
🎲1d100 → 43
配置のX軸:
🎲1d100 → 16
🎲1d100 → 94
🎲1d100 → 30
🎲1d100 → 79
🎲1d100 → 98
🎲1d100 → 20

環境メイク

🎲1d6 → 4
人外度:4 (人に比べて)かなり人外に近い
母星の環境の豊かさ
🎲1d6 → 5
かなり豊かで高技術
船の情報
🎲1d6 → 3
まあまあ破損している船。脱出時にダメージを負ったか。
母星探索も危急だが、遠くないうちに船の完全な修理も行う必要がある。

母星の破壊の致し方なさ
🎲1d6 → 6
人(便宜上の呼び方)の手ではどうしようもない原因で、生物の住めない環境になった。

ある惑星で繁栄していた種族。惑星開発は次なる段階を踏み、宇宙探査も順調に広げていたが、自身の惑星のコアが破損に近付いていることが判明。近いうち(と言っても万年単位だが)、自重に耐え切れず破滅すると分かった。
――と、いうのが五百年前の話。
巨大彗星の衝突と、それに伴う大規模災害で、惑星はあえなく崩壊。周回軌道上一時居住区のうち、ひとつだけが奇跡的に生き延びたことになる。
我らが母なる星は、未だに燃え続ける地殻と、大量のデブリを残すのみ。

種族のうるおい:
🎲1d6 → 5

水かきとヒレを模した尾が名残としてある、海生生物由来の種族。
皮膚は柔らかく外傷に弱いものの、強靭な筋肉を持つ触手による器用さとパワーで、知恵を巡らすための時間的余裕を勝ち取ってきた。だいたいたこみたいな感じ。
亡き母星は、広大な海と浅い陸地の続く美しい星。海の栄養源と採掘技術により彼ら種族を養ってきた。
たとえ少しばかり狭い星であっても、彼らにとっては唯一無二の生まれ故郷だ。青緑の豊かな地表と海面は、今や全壊して見る影もない。

キャラメイク

名前:
🎲1d50 → 19 R!
🎲1d25 → 5 E!
Regalado(れがらど)。
熟練度:
🎲1d6 → 2

まだ若い学者の卵。とある居住区に住んでいた、母星全壊世代。まだ幼かった当時の状況はあまり覚えていないが、よく聞かされて育ってきた。宙域探索隊が編成されると聞き、同行を志願した。

身体がやや弱く、みんなより腕が一本少ない。欠損部を補う技術もかつてはあったらしいと聞き、技術の復興調査を始めたのがこの道のきっかけ。宇宙服を特注で作るだけの資源的余裕はないので、偉人と言われた先人のおさがりだし、袖も裾も余らせている。

母星全壊時に、ちょうど惑星に戻っていた両親をなくした、らしい。母星の思い出はあまりない。父親に連れられて行った海が美しかったことは覚えている。今、窓から見る景色はどこかしこ黒いものだから、一面の青というものも見てみたい。
そこに、遺品である古びたスノードームをかざしてみるのが夢だ。

探索1

惑星情報1

探索する惑星:
🎲1d6 → 2 上から二番目、四角くて灰色の星
地形、海、ランドマークの過酷さ:
🎲1d6 → 4 岩石惑星かも。
大気、空の色、月の異常性:
🎲1d6 → 4 かなり異常だ~~!
植物、菌類、バクテリアの生息率:
🎲1d6 → 6 ふっさふさ
動物、虫、モンスターの生息率:
🎲1d6 → 2 あまりいない。たまにサソリじみた毒虫を見かけるくらいで(見た目だけ。きっと草食なんだろう)、ちょっと枯れ気味の星だ。
惑星の隠された本質:
🎲1d6 → 5 Trade-off:それは祝福であり、呪いでもある。

起伏の激しい岩石惑星。ただし、その星の最も特徴的な部分は、母星と比較した異常性にある。宇宙から見たときには気付けないが、ひとたび地表に降り立って景色を眺めてみると、何から何まで母星とは異なる。

岩肌だと思った地面は、何層もの房が重なって揺らめいている。触れたり踏んだりすると硬い感触を返すが、空気の層が潰れてかわずかに沈み込む。まるで幾層ものシートを重ねたゆえの硬さか、あるいは硬い植物のようだ。隊員の一人が誤ってその隙間に指を挟み込んだところ、引いても叩いても隙間が開く気配はなく、切断を余儀なくされた。一度入り込んだものを飲み込むような、蠕動の動きだ。
この惑星は生き物だとでもいうのだろうか? さそりのような固い殻を持つ生物でもなければ、全く落ち着かない陸路と言わざるを得ない。地中に何が隠されているのかは、命を賭けねば確認できない。

惑星情報2

地形、海、ランドマーク:
🎲1d6 → 1 なだらか。
大気、空の色、月:
🎲1d6 → 1 おだやか。
植物:
🎲1d6 → 6 たっぷり
動物、虫、モンスター:
🎲1d6 → 3 やや多い
気候、気温
🎲1d6 → 5 やや荒れ。生息動物に対する最適化?
本質:
🎲1d6 → 6 完璧。

探索中、起伏のなだらかな区画を見つけた。地殻の蠕動のような動きも控えめだ。自然に均されたような通路は、ある洞窟へと続いていた。中には岩を鋭く削ったような植物と、小さな爬虫類のような生物の群れがいた。さそり以外の姿を見かけたのは、ここが初めてだ。

洞窟内の気温はかなり冷え切り、霜のように白い幕が張っているものの(それは表面を崩すような蠕動がないことを意味する)、生息動物は意に介さず歩いていく。
我々が暮らすにはいささか冷たすぎるが、彼らにとってはここがオアシスなのかもしれない。

報告会

環境は興味深いものの、居住区としては安全性に欠ける。いずれ地質や地中の調査もしたいところだが、それは拠点として安全な星を確保してからになりそうだ――隊員間の意見は一致したし、レガラドも心から同意見だった。調査の度に、ただでさえ少ない腕を減らす可能性があるのは困る。継続調査のために、せめて地表の一片だけでも持ち帰られれば、と何度か試みたものの、堅さと柔さを兼ね備えた地殻の前に成果はなかった。

この惑星のことを、言葉通り表面的にでも理解できるのは、まだまだ先のことになりそうだ。隊長はこのあらゆる意味で堅牢な惑星に対して、「堅い絨毯」という意味の名前を付けた。