HOME
QN
CW
Journaling
Original
etc
Link
2022-09-05
深夜酒
「分かってるでしょう」 目の前で言うトニは困り顔で、頬杖をついている。 「フワだって考えなしじゃないわ。あなたがフワの立場でも、きっとそうしたはずよ」 諭すような声色に、すぐに返事は出なか
2022-08-29
よるひととき
マニカは、既に空になっているマグを傾けた。冷たく乾きつつあるホットミルクの水滴は、底に浅く薄い筋を残している。 「辛気臭い面だ」 向かいに座るクダックが小さな笑いをこぼした。深夜だというのに
1
2